取扱説明書

SMOOOTH(スムース)のフィラメントをお買い上げいただき誠にありがとうございます。 ご使用の際は事前に本説明書をよく読んでからご使用ください。

PLAフィラメントは湿気に弱い性質があります。湿気対策は十分に実施してください。

ご使用上の注意

3Dプリンタの設定について

  • 素材に合わない印刷設定をしない

    印刷設定は素材毎に異なります。
    なお、お買い上げいただいた当社フィラメントの推奨設定はスプール部に記載しております。

  • 事前にレベリングを行なう

    印刷前に都度プラットフォームの位置を調整する(レベリング)必要があります。
    レベリングがされていないとプラットフォームにフィラメントが定着しないなどの不調が起こる可能性があります。

  • フィラメントの設置位置を調整する

    フィラメントが急角度で支給されている、スプールが障害物と接触している等、フィラメントの設置に問題がある場合は印刷途中でフィラメントが供給されなくなるなどの不具合に繋がります。

  • 3Dプリンターの周辺温度を35度以上にしない

    3Dプリンターの周辺温度が高すぎると、フィラメントが柔らかくなり吐出不良、エクストルーダーの詰まりにつながります。

  • 小さいお子様の手の届くところへは置かない

    積層式3Dプリンターは造形中、ノズルやプラットフォームが高温になります。
    また、フィラメントが首等体に巻き付くと事故の原因となります。非常に危険ですので小さいお子様の手の届くところへの3Dプリンターの設置やフィラメントの設置はおやめください。

フィラメントの保管方法について

  • フィラメントに吸湿させない

    密閉容器に入れるなど、なるべく乾燥状態を保って保管してください。
    ただし、通常は密閉容器に入れても緩やかに吸湿してしまいます。造形前にフィラメント専用の乾燥機等で除湿することをお勧めいたします。

  • 巻きを緩めない

    巻いてあるフィラメントを緩めてしまうと造形中に絡まる原因となります。
    保管の際は先端を固定してください。

造形物の利用方法について

  • 火の近くで使用しない

    火の近くなどで使用すると、火災や火傷などの重大な事故につながる可能性があります。

  • 食器等食べ物に接触する可能性がある箇所に使用しない

    3Dプリンター造形物は積層痕の溝などにより細菌が繁殖する可能性があります。溝を削ったりコーティングをするなど、十分な安全性を確保できないものについては食器等食べ物に接触する可能性がある箇所に使用しないでください。

ご使用方法

ご使用前に

当社のフィラメントは開封後すぐにご使用いただけるように予め予備乾燥され、乾燥剤入りの真空包装で保管時の湿気を対策しております。
開封後直ぐにご使用される場合には問題ございませんが、開封後しばらく放置されたり、二度目以降の使用時はフィラメントが湿気を吸収している可能性がありますので、事前に専用の乾燥機などでフィラメントを乾燥させることを強くお勧めいたします。

※包装・管理・配送には注意を払っていますが、一部配送中に真空状態が解けてしまうことがあります。  その際は、フィラメントを造形前に乾燥機で乾燥させてください。

 

フィラメントの取り付け・交換方法

※下記の流れは一例です。詳しくはお使いの3Dプリンターの取扱説明書等をご参照ください。

  • 3Dプリンターを起動させます。

  • フィラメントの先をニッパーなどで斜めに切ります。

  • ●フィラメントを取り付ける場合は、3Dプリンターでフィラメントを押し出す操作をしてから、エクストルーダーのフィラメント挿入口にフィラメントを押し込み、3Dプリンターでフィラメントを押し出す操作をします。
    フィラメントを交換する場合は、ご使用されていたフィラメントを取り出してから、3Dプリンターでフィラメントを押し出す操作をしてエクストルーダーのフィラメント挿入口にフィラメントを押し込みます。

  • 押出し操作を続け、エクストルーダーのノズルから、今回使用するフィラメントを出します。フィラメント交換の場合は、前回のフィラメントが全て排出されたらご使用可能な状態です。

フィラメントのご使用方法

※下記の流れは一例です。詳しくはお使いの3Dプリンターの取扱説明書等をご参照ください。

  • 3Dプリンターを起動させ、プラットフォーム(造形物が形成される部分)に何も置かれていないことを確認します。

  • ご使用の3Dプリンターメーカーからの案内通りレベリングを完了させます。

  • 3Dプリンターに造形データをセット後、本フィラメントのスプール部分に掲載されている設定に従ってノズル温度・プラットフォーム温度・プリント速度※1を設定し、予熱後に造形を開始します。
    ※1 3Dプリンターによって造形時に付属のディスプレイにて各種温度を設定できるものと出来ないものがあります。
    多くの場合、スライサーソフトで造形用データを作成する際に設定するとスムーズに印刷が可能です。

※ご使用の3Dプリンター本体の操作方法について当社にお問い合わせいただきましても回答しかねます。各メーカーへお問い合わせをお願いいたします。

保管及び取り扱い上の注意

  • この取扱説明書に記載してある使用方法や注意事項、その他3Dプリンターメーカーの取扱説明を厳守してください。使用方法を誤ると怪我や事故、機械の損傷の原因となることがあります。
  • 本製品は積層式3Dプリンターで造形する以外の目的では使用しないでください。
  • 3Dプリンターの造形は風通しの良いところで換気をしながら行なってください。
  • 造形物をより綺麗に仕上げるため、別途フィラメント用の熱風乾燥機をご使用いただくことをおすすめいたします。
  • 乾燥機をかける際には、56℃以上で乾燥しないでください。(PLAの場合)
  • 乾燥が不完全な状態でフィラメントを使用しないでください。徐々にノズル温度を低温・造形スピードを高速に設定し、なおパチパチと音がしたり過剰に糸引きが起こる場合にはフィラメント用乾燥機にて乾燥をするか、新品のフィラメントを購入してください。
  • 保管の際はフィラメントの巻きを緩めず、スプールにフィラメントを固定してから保存して下さい。
  • 当社製品には推奨設定を記載しておりますが、ご使用の3Dプリンターの機種や造形環境(気温、湿度等)によっては、最適な設定が異なる可能性がございます。
  • フィラメントや造形物が口や目など体内に入ってしまった場合にはすぐに医療機関を受診してください。
  • フィラメントが体に巻き付くと大変危険です。フィラメントを体に巻き付けるなどの行為は大変危険ですのでおやめください。フィラメントを小さなお子様の手の届くところで保管しないでください。
  • フィラメントは造形時大変高温になります。接触すると火傷する可能性がありますのでお気をつけください。
  • 積層式3Dプリンターは造形中にノズルやプラットフォーム、樹脂等が非常に高温になります。非常に危険ですので小さいお子様の手の届くところに3Dプリンターを設置しないでください。どうしても小さなお子様がご使用になる際は、保護者の方の指導監督の上、お客様ご自身の責任において使用をお願いいたします。
  • 火の周りなどで使用すると、火災や火傷などの重大な事故につながる可能性があります。
  • フィラメントは気温が56度以上の高温になる場所では保管しないでください。また、水中や湿気の多い場所や日光の当  たる場所での保管もご遠慮ください。
  • ノズル付近の高温になっている樹脂に直接触れないでください。火傷する可能性があります。
  • 3Dプリントは樹脂だけでなく、3Dプリンター本体や造形時の環境、造形物の設計など様々な影響を受けます。そのため、本製品を使用して製作した造形物によって生じた如何なる問題に関して、当社は責任を負いません。また、3Dプリンターや周辺機器の損傷につきましても責任を負いかねます。ご了承ください。

商品ごとのご説明

商品ごとのご説明については下記をご覧ください。

基本情報  会社・サポート情報

製造国 日本
ECサイト www.smoooth-3d.jp
カスタマーサポート support@smoooth-3d.jp
製造 株式会社リステムネットワーク
埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川1925番地1